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戦後70周年

投稿日:2015年08月10日

こんにちは、松岡です。

 

先日、広島と長崎の原爆式典がありました。

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そして数日後の15日には終戦記念日…いや、記念日と呼ぶのはいささか抵抗が…。

終戦の日としておきましょうか。

その終戦の日も控えています。

 

おそらく今もっとも世間が関心を持っている話題でしょうかと思います。

私もそのうちの一人です。

 

きっかけは皮肉にも先日テレビで放送されていた「永遠の0」です。

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私はこの作品を映画館で観ました。

テレビでもう一度観ました。

原作の「永遠の0」の小説も読みました。

たかが小説。

されど小説です。

 

そこには戦争の悲惨さが描かれていました。

命を軽視されてもなお勇敢に戦う人たちが描かれていました。

残された人たちの悲しみが描かれていました。

皆の葛藤が描かれていました。

 

当時の階級社会の様子も描かれていました。

NOと言いたいがNOと言えない社会。

NOと言っても握り潰される社会。

個人的に今まさにまたここに逆戻りしているのではないかとそう思う節があります。

それが懸念されている事象として大きく挙げられるのが安全保障法の一件ではないのかと。

戦争体験者を始め、多くの人が改定反対を訴えている故に連日新聞にその声が連なる。

だがしかし、現在メディアで写し取られるのは国民には納得してもらえてないだけだと強引に改定を押し進める姿。

改定反対の叫びは一貫として理解が得られていないという一言によって無いことにされている。

いずれ直接的に批判すれば無いことにされるどころか制裁を受けさせられることも有り得るのではないか、そうなったら階級社会と何の違いがあるのか。

 

また、当時上位階級の人たちは矢面に立たず他人の命を使う作戦はやっても自分の命が危険になるようなことはしなかったようです。

こんな改定押し進めていざ戦いになった時に、日本の上に立つ人たちは一緒になって矢面に立ってくれるのでしょうか。

 

子供ながらに疑問は山ほどです。

 

そういえば…

 

幼い頃、祖母が戦争のことを一度話してくれたことがあります。

内容ははっきりとは覚えていません。

話している間は遠くを見ているような目をしていました。

しかし、もう戦争は嫌だと訴えるような強い瞳をしていました。

その印象が衝撃だったことは憶えています。

 

勇気のない私はどうか国民の叫びが届きますようにと願うばかりです。

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終戦の日、皆様は何を思うでしょうか。