スタッフブログ

3.11

投稿日:2017年03月13日

皆さんこんにちは。

営業の伊藤です。

 

この時期になると3.11の東日本大災害を思い起こしますね。

当日首相をはじめ、多くの方々が追悼の意を表したことと存じ上げます。

グラフィックス1(代表撮影/ロイター/アフロ)

 

ラジオの番組で震災時小中学生だった高校・大学生が、

震災後における大きな変化は何かという問いに対して、

思春期や子供としての甘えた考え方を放棄して、

大人としての判断・思考を常に意識してきたことを話していました。

 

早く大人の思考や社会的理性を強く持てたことは良かったと本人は言っていたが、

子供としての無邪気さや甘えのある自由が早く無くなってしまったことに寂しさを

覚えたことをオブラートに包んで話していたのにとても同情いたしました。

 

震災の爪痕の大きさは、具体的には、街・周辺環境が物理的にも、質的にも崩壊し、

人間同士のつながりも否応なしに切断されることもあったことでしょう。

またその負担の数字的な形としても、仕事や収入・資産の減少・消滅など並々ならぬものが

ほとんどの方に降りかかった事かもしれません。

 

小説家の方の言葉でも気になったのが、外側からみんながんばれと励ましてくれるが、

十二分に頑張ってくたくたの人間に、がんばれという言葉の寄り添いはストレスにしかならない。

もっと違う形のフォローを考えなければならないことを私たちは再認識しました。

たとえが悪いですがスポーツなどで筋肉疲労起している人にオーバーワークを推奨していけないのと一緒ですね。

 

震災時や震災後の2次震災でお亡くなりになった皆様にお悔やみ申し上げます。